グループワーク紹介

グループワークと各グループリーダーの紹介ページです!
今回の日独ユースサミットでは、「Krise -私たちにできること」というメインテーマのもと

・モビリティ(Mobilität)
・環境(Medienkompetenz)
・循環経済(Kreislaufwirtschaft)
・メンタルヘルス(Mental Health)
・政治(Politik)

の5つのグループに分かれてグループワークを行います。詳細は下記をご覧ください!

モビリティグループ: 気候変動と社会の変化を背景としたモビリティー変革

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グループリーダー自己紹介:Benjamin

こんにちは!私の名前はベンヤミンです。カールスルーエ工科大学で技術系数学を勉強していた時に、国際電気通信連合でインターンとしてジュネーブモーターショーで「完全にネットワーク化された自動車(The Fully Networked Car)」というプログラムを担当しました。また、大学での技術的な勉強に加え、フィリヒストにある福音教会系のStudienwerk で社会的、政治的な側面に関するセミナーも受講しました。

ドイツ鉄道のインフラ事業者であるDB Netz社に信号技術のプロジェクトマネージャー兼技術計画者として就職し、その後、DBインターナショナル社にてドイツ国外の国鉄や政治家、自治体の鉄道事業者へのコンサルタントも経験しました。現在は、ミュンヘンの日立レールにて信号技術のアドミッションマネージャーとして働いています。

趣味は、語学、異文化コミュニケーション、歌、サイクリング、スキー、卓球、そして「ビール天国」バイエルン州の探索です。:)

みなさんと一緒にモビリティー変革というテーマへの理解を深めることを楽しみにしています。

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グループリーダー自己紹介:Shunsuke

こんにちは、仙台で学位(工学)を取得後、7年間、東京でITプロジェクトマネージャーとして仕事をしました。ドイツで仕事をしたいと考えベルリンの語学学校でドイツ語を学び、現在はアプリケーションエンジニアとしてドイツで仕事をしています。Youth Summitではプロジェクトのサポートや通訳として参加します。皆さん、よろしくお願いします。

グループワーク概要

モビリティーは気候変動に大きな影響を与え、温室効果ガスの排出量削減に密接に関わっています。加えて、モビリティーは、通勤や都市と地方の接続などを通じて、経済的・社会的な役割を果たしています。

モビリティーが私たちの社会でどのような役割を担っているか、そして時代に合わせてどのように変化をしてきたかについて一緒に理解を深めたいと思います。まず、グループワークに先立ち参加者のモビリティーに関する良い経験や課題に感じたことを共有します。過去100年を振り返れば、私たちの動き方は、都市を形成する一方で、型にはまったものではなく、形を変えながら変化していくものだということは明らかです。このような変化の余地を現在の状況に即して探求し、一般的な技術的なトレンドのみならず、日本的、ドイツ的なアプローチから相互に着想を得たいと思います。また、気候変動対策の観点や社会的な要求を念頭におきつつ、障壁や相反する目標を認識します。

私たちは、専門家や意思決定者との議論を通じてアイディアや質問、提案を作成します。

グループワークの最後には、モビリティーをより良く理解するために重要な視点、目標そしてそれらを達成するための課題を認識するとともに、個人そして政治や企業がとるべき行動の提言を示すことを目指します。 

環境グループ:気候変動に関する言説

グループリーダー自己紹介:Jakob

こんにちは。ヤコブと言います。30歳で、ウィーン市でデータサイエンティストとして働いています。心理学と日独異文化学を専攻していた頃、2年間日本に留学したのをきっかけに日本との深い繋がりを持ち始めました。2019年のハロードイツプログラムに参加して以来、複数のオンラインプログラムの運営をサポートしてきました。今年はいよいよ対面プログラムで皆様と興味深いディスカッションができるのを楽しみにしています。

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グループリーダー自己紹介:Yumeho

こんにちは、夢帆と申します。2020年よりオーストリアのウィーンに生活圏を移し、現在はここで日本語教師をしています。大学では教育学を専攻し、ドイツ語は、ハイデルベルク大学への交換留学をきっかけに勉強し始めました。今回ハロードイツプログラムに参加するのは初めてとなりますが、参加者の皆さんが充実した時間を過ごせるよう、精一杯お手伝いさせていただきたます。私自身も皆さんとの新たな出会いをとても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

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グループワーク概要

ここ数年、「危機」に関するニュースを目にすることが多くなってきました。経済危機、難民危機、気候危機、エネルギー危機… 数え上げればきりがないほどです。

とは言っても、日常生活の中で、「危機」というのは具体的にどういうことなのか改めて考えてみた、という人は少ないのではないでしょうか。私たちは今回、気候危機を例にとり、「危機」をめぐる報道と、そのディスコースに目を向け、以下のような問いを立て、議論していきます。

・日本、そしてドイツにおいて、気候変動はどのように語られているか。
・ある事柄に「危機」という名前がつけられたとき、私たちはそれをどのように受け取っているか。
・用語の選択は、ディスコースの形成にどのような影響を与えるのか。

これらの問いの他にも、議論を進める中で、新たな問いが生まれることもあると思います。このグループ活動では、それらの問いを基に皆さんに意見交換をしていただくだけでなく、ニュース雑誌やインフルエンサー、政治活動家、ロビイストなど、気候危機のディスコースに大きく関わる方々や、ディスコース・マネジメントやメディア・リテラシーの専門家のお話を聞く機会を設け、メディアの中での言葉、そしてその背景、そこに込められるメディア側の思いについても学んでいければと考えています。

循環経済グループ:循環経済における資源危機からの脱却

グループリーダー自己紹介:Lena

こんにちは、私はレナです。26歳で、Hallo Japan 2016からDJJGの一員になりました。私は、より多くの人々が消費行動を変えようとしたり、持続可能なビジネスのアイデアを開発したりしていることを目の当たりにしました。しかし、持続可能な経済システムへの道のりはまだ長く、Hallo Deutschland 2023で私たちが一緒に変革に貢献できることを願っています。

グループリーダー自己紹介:Risa

こんにちは、リサです。埼玉県出身の26歳会社員です。高校生の時に参加した、ドイツの姉妹校との交換留学プログラムをきっかけに、ドイツやドイツ語に興味を持ちました。大学ではドイツ語を専攻し、ゲッティンゲンに留学しました。ハロープログラムは2017年に参加して以来2回目、グループリーダーとしては初めてでドキドキしていますが、皆さんと一緒に楽しく学びながら有意義な時間を過ごしたいと思っています。よろしくお願いいたします!

グループワーク概要

使い捨てが基本の一方的な消費や生産は、地球規模の三大危機−気候変動、生物多様性の減少、環境汚染の主な要因です。生態系は原料の採掘によって破壊されています。我々が使う製品の製造過程における大量のエネルギー消費が温室効果ガスの放出につながることは避けられません。また、多くの製品は使用後に廃棄物となり、その廃棄物は船で発展途上国に運ばれて人々の健康と美しい自然を脅かします。「モノ」だけではなく、製品を製造する際に使われたエネルギー、資源や労力も廃棄物には含まれます。

私たちの資源には限りがあります。これから先も豊かに生きていくために、また世代を超えてもそれが可能であるために、私たちは消費行動と生産方式を変えていかなければなりません。徹底した循環経済が完璧な理想のように思われます。しかし、現代社会が崩壊していくことなしにどうやってこの2つを変えられるでしょうか?

ドイツと日本、それぞれの国内で、また国際的に、どのようにして私たちはこの危機から抜け出せるかを、循環経済を様々な観点から調べながら一緒に考えていきましょう。デザイン、規格の統一、ゴミの分別、リサイクル、修理、そして再利用などは循環経済においてどんな役割を担っているでしょうか。どのような政治への要求が必要で、私たちの生活に欠かすことのできない資源を守りつつ、経済成長と開発を進めていくという「グリーン成長」は実現可能なのでしょうか?

※グリーン成長…「自然資産が今後も我々の健全で幸福な生活のよりどころとなる資源と環境サービスを提供し続けるようにしつつ、経済成長および開発を促進していくこと」(経済協力開発機構)

メンタルヘルスグループ:メンタルヘルスについて

グループリーダー自己紹介:Lisa

こんにちは、私はリサです!私は経済学と日本語を学び、在学中に東京で1学期を過ごすことができました。 その後、個人的に日本語の学習を続け、語学研修旅行と数カ月のWork and Travelで再び日本に行きました。 2017年にはHallo Deutschlandに参加し、それ以来、DJJGで活動しています。 今年はグループリーダーとして、危機の時代のメンタルヘルスについて、皆さんと一緒にもっと探求できることをとても楽しみにしています。 メンタルヘルスはとても重要なテーマですが、残念ながらまだ真剣に捉えられていないのが現状です。それを一緒に変えていきましょう!

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グループリーダー自己紹介:Taiga

こんにちは!大河です。神奈川県出身の24歳、大学院生です。教育学を専攻しています。主に、ドイツの青少年が課外活動として参加する地域のクラブ(Verein)が持つ民主主義教育の機能について研究しています。学部生の時は、ドイツ哲学や歴史を勉強し、ニュルンベルクに1年間交換留学しました。 ハロープログラムは2019年に参加し、今回は2回目です。お互いの問題意識を尊重し、そこから学び合うドイツと日本の「学びの共同体」を作っていきましょう!

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グループワーク概要

危機的な状況に直面したとき、私たちは心の健康も試されます。そこで、このグループでは、様々な危機的状況下でのメンタルヘルスについて考えてみたいと思います。実習やディスカッションに参加し、講義を聴き、自分の経験や考えを提供する機会を得ます。

危機に対処するために何が役立つのか、どうすればよりレジリエンス(回復力)を高めることができるのか、一緒に考えてみましょう。

政治グループ:ドイツと日本の外交政策

グループリーダー自己紹介:Mattias

こんにちは、マティアスと申します。高校時代、偶然にも日本語を学ぶ機会があり、そこから日本に興味を持つようになりました。その後ライプツィヒ大学で文化社会学と日本学を専攻し、京都にも1年間留学しました。また、徳島県で2年間「国際交流員」として活動したり、京都で大学の講師として勤務した経験もあり、合計約5年間日本に滞在しました。

2007年からはハノーファーに住んでいますが、昨年からベルリンにあるドイツの経済省で働いています。2013年から3年間は、 Hallo Deutschland / Hallo Japan-Programmにグループリーダーや運営として参加でき、とても良い経験ができました。国際関係分野でのキャリアが長いので、今回のプログラムの政治グループで、皆さんと一緒に色々な経験ができることをとても楽しみにしています。

グループリーダー自己紹介:Tomoyo

こんにちは、知世(ともよ)と申します。私は大学時代、国際関係を専攻し、デュースブルク・エッセン大学(Universität Duisburg-Essen)の東アジア研究科に、1年間留学しました。日本について学ぶドイツ人の学生と過ごす中で、ドイツ人の視点から日本について考える機会がたくさんあり、お互いの国や考え方について理解を深めるきっかけとなりました。

今回のプログラムでは、政治グループで皆さんの新しい発見や、素敵な出会いのお手伝いができればと思います。お会いするのを楽しみにしています!

グループワーク概要

ドイツと日本は第二次世界大戦以降平和に発展を続け、多くの人はそれが当たり前だと思ってきました。しかし、2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻しました。それ以降日本とEUにも国境を接する国で戦争が繰り広げられています。私たちの国に恩恵をもたらしてきた長い平和は、決して当たり前ではありませんでした。国と国の共存の根本について深く考えていきたいです。

 

国家間にはどのようなルールが存在し、なぜそれが守られているのか?もしくは守られていないのか?

戦後、日本とドイツはなぜ、戦争の当事者になることを避けられたのか?

戦争による悲しみや被害は明白であるが、なぜそれでも戦争は行われるのか?また、戦争の受益者となるのはだれか?

そこで、ドイツと日本がどのような役割を果たすのだろうか。平和の実現のために何ができるのか。

 

国際社会のありかたを左右するものとしては、外交の他にも、例えば国際経済、メディア、市民社会などが挙げられます。ドイツの首都、ベルリンで、国際政治の入り口に立ち、世界平和のために、誰に何ができるのか、私たち自身は何をすべきか幅広く考えていきたいです。

興味をもったグループはありましたか?ぜひご応募ください!

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